ってなぜか結婚式の写真・・・・(爆)

私は成人式の写真を撮っていないので
私にとって一番の晴れの日の写真って結婚式のかなと思います。
あ、陽のお宮参りのもそうかも。でも、この時は着物ではなくて普通のワンピースです。

99年の11月4に式を挙げました。私は32歳でだんなさんは39歳。
いわゆる地味婚で親族だけで式をした後で会食をしました。
(お料理はおいしかったです。花嫁なのにちゃんとほとんど食べた 笑)
二人が座るひな壇は大げさなのでなし、この後会食の時にまた白のスレンダーなタイプのドレス
に着替えたけど、音楽もスポットライトもなしでそ〜っと扉を自分で開けようとしたら
ボーイさんがあわてて王子様のように開けてくれて、私は「あ、ありがとう・・・・・ 汗」とか言いながら戻ってきました(笑)
だってそういうの慣れてないし(恥)外国の女の人はこういうの慣れてますよね。

こっそり戻ってきたことに気付いたいとこの女の子とかが拍手してくれたけど(笑)照れくさいよ。プ

・・・・・・・・・・ まぁ、話のネタに、笑ってもらってもいいです(笑)
ほかの人のプライベートな写真って見るのが私は好きなので載せておきます。

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ちょっと古い話題だけど。12日は成人式だったのですね。テレビで暴れる人を見
て、嫌な気分になりすぐにチャンネルを変えました。
掲示板でも成人式についてお話ししたり、自分のを思い出してしまいました。

私はその頃音大の短大から4年制への編入試験を控えた受験生でした。その日は暗く
て寒くて冷たくて、雪が降っていて、私は明け方までピアノソナタの課題曲を書いて
たけどうまく書けなくて、ブルーな気分でチラチラと降る雪の中、大学の教授の自宅
に曲を見てもらうために譜面を持って出かけたことを鮮明に覚えています。
受験と雪の季節って重なるから、雪が降ると受験のこと思い出す人って多いのでしょうね。

音大の短期大学部の合格発表の日も雪が降ってました。
合格してたからよかったけど。

電車の中で編入試験合格しなかったら就職かー・・・とか、なんとか合格して後2年
間は音楽の勉強したいなー・・・・とか思ってて、ふと見ると同世代の女の子が綺麗
に着飾ってて(私はレッスンなので、もちろん普段着。うらやましいというより、その日の雪はさらっとしてなくて
湿った雪で着物は少し気の毒だなと思った。何より自分のその不安定な状況が嫌だった、受験
生だから当たり前だけど)晴れ着がとても艶やかで、ひらひらしてて私の心の中と冷たくて暗い雪の光景とは、とても対照的に感じました。

あれから16年も経ったのだなー、その間就職したり、Chelsea Terraceを作ったり、色んな人に出会って、色んなことに傷ついたり感激したり、少しは良い大人になれたかな?
これからも色んなことがあるんだろうな、少し怖いけれどがんばるしかないのですね。
今の生活なんて本当に霧の中だったな。

その頃陽はどこにいたの?と陽に聞いてみたりします(笑)
自分の子供ってどこから来たんだろうかとか、時々不思議に思うことがあって・・・・。
いや、お腹の中からなんだけど(笑)その前はどこにいたのかとか思うことあって(笑)

7歳年上のだんなさんはその頃仕事でシンガポールにいて、13年後東京へ帰国して
大阪から出てきた私と出会うことになるなんて・・・・巡り会いっていうのもまた不思議なことです。

みんなそれぞれの思いやドラマがあるのだろうな、成人式とか結婚式とか区切りの日って。

今は青春の1ページって感じで1月の雪の日にはよくその日のことを思い出すのです。

2004.1

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雪の成人式